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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.92 キキョウ

 7日の立冬が過ぎ、やはり寒くなって来ました。のど元過ぎれば熱さ忘れる。本当にその通りです。 寒い中にいれば、暖かい日が懐かしくなってきます。今から冬花壇の植え付けなどが始まります。草花の種類も夏とは違いますね。

今回はキキョウをご紹介します。

キキョウ
キキョウ
英名 balloon flower  学名 Platycodon grandiflorus   和名 キキョウ 桔梗
別名 ボンバナ、ムラサキバナ  キキョウ科  多年草

 日本をはじめとする東アジア原産で、秋の七草の一つに数えられているお馴染みの植物です。しかし、現在絶滅危惧種Ⅱ類で、野生のものはほとんど見かけなくなっています。
 生育場所は日当たりが良く、有機質に富んだ水はけのよい場所です。繁殖は播種、株分け、挿し芽などで行います。
 播種は4月上旬、挿し芽は5月頃、茎を先端から4~7㎝の長さに切り、小粒の赤玉土に挿します。庭植えの場合3年に1回、株分けを兼ねて3月か10月頃植え替えるとよいでしょう。
 高さは40~100cmで高性種と矮性種があります。葉は長卵形、縁には鋸歯があります。

5月の草姿、鋸歯のある葉、高性種

 開花期は6~10月とかなり長期間楽しめます。蕾が徐々に緑色から青紫色に変わってきて、蕾の間は花びら同士がぴったりとくっつき風船のようです。それで英名がballoon flowerと名付けられているのが納得です。やがて5枚に裂けて星形の花が開きます。花の直径は4~5㎝、雄しべ、雌しべ、花びらとも5つです。花後に1/3~半分に切り戻しをすると、脇芽が伸び秋にまた花が楽しめます。花後に倒卵形の果実が出来、枯れるまでそのままにして置くと、黒い種子を採取できますよ。

風船のような蕾、星形の花、花後の果実

 園芸品種としては、江戸時代から品種改良が進み、固有に名前が付けられました。現在では矮性種、二重咲き、蕾のままほとんど開かないものや、白色、桃色などがあります。
 薬用として利用される他、家紋などの意匠や図案に用いられています。花が星形に整い端正な形は図案化し易いからでしょう。有名なのはやはり明智光秀の桔梗紋でしょうね。

白花、二重花、明智光秀の桔梗紋

次回はフジバカマです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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