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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.59 アニス

 立春になって寒さがまた戻ってきました。ハーブガーデンの外作業はまだありませんので、今までに収穫したものを使っての手仕事もいいですね。ポプリを作り、香りの小袋サシェ作りも楽しい仕事ですよ。袋を動物の形にして、中に好みの香りを入れるのも面白いでしょう。

今回はアニスをご紹介します。

メイン
アニス
英名 anise  学名 Pimpinella anisum
セリ科  一年草

 馴染みが薄いかもしれませんが、古代エジプトで防腐剤として使われていた歴史あるスパイスの一つです。原産地はアジア西部から地中海東部ですので、ヨーロッパでは古くから使われていたようです。  栽培は日当たりと水はけの良い所で、春か秋に直播きにします。発芽後は約20㎝間隔に間引きをしましょう。又はポットに播き、根鉢を崩さないように定植するのも良いでしょう。と言うのも、セリ科で直根性の為移植を嫌うのです。発芽した根出葉は単葉で、葉は円形に近く縁には鋸歯があります。生長しますと葉の形が変わり細くなります。若葉はサラダやスープ、野菜料理の薬味などに使えますよ。

発芽時の丸葉、花壇に定植、生長後の細葉

 花期は夏7~8月です。開花する頃には40~60㎝の高さになり、白い小花を複散形花序に着けます。花後果実が茶色に変色してから、花穂ごと切取り乾燥保存しましょう。果実の成熟には夏の暑さが必要です。果実は中に2つの種子が合わさっているので扁平な卵形をしています。大きさは長さ5㎜径3㎜位で、縦に白筋が入っているのが特徴です。果実(種子)をかじるとほんのり甘く、種子の方が多く利用されていますね。パン、ケーキ、クッキーなどに入れて焼いたり、ピクルスやカレー料理に使います。

開花時の草姿、複散形花序の白い小花、果実(種子)"

 アニス酒を水割りした時に白濁しびっくりした事はありませんか。それはアニスに含まれるテルペンが水と混ざり白濁したからです。あまり馴染みのない味かもしれませんね。

次回はクミンです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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