ハーブ講座

今年最後のハーブ講座です。スパイスや彩りに利用するハーブをご紹介してきましたが、お気に入りのハーブはありましたか。なかなか気難しいハーブもあったかもしれませんね。場所の条件や、気温、水やりなどそれぞれに合った栽培をするのは、とても1,2年ではマスターできませんが、楽しみながらやっていきましょう。そして、これから寒い間は来春に育てるハーブの計画をたてましょう。 今回はディルをご紹介します。 |
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ディル 英名 dill 学名 Anethum graveolens 和名 イノンド 別名 ヒメウイキョウ セリ科 一・二年草 このハーブも古い歴史のあるハーブの一つです。紀元前の古くから薬用として使われていたということです。以前にご紹介しましたフェンネルにとてもよく似ています。しかしフェンネルに比べ葉も花もデリケートです。それで、別名もヒメウイキョウと付けられています。 |
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開花状態で草丈は80~100㎝になります。茎が細く倒れやすいので支柱をしてやりましょう。やや青味がかった緑で羽状複葉です。葉は糸のように細く繊細で、高さが25~30㎝になれば外側の大きな葉から収穫できます。でも枝分かれせず真っ直ぐ伸びますので、一度に沢山取らないようにしましょう。 |
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アゲハチョウが産卵して、幼虫が葉を食べつくしたり、カメムシが好んで寄って来たりするのが難点ですね。 次回はウインターサボリーです。 |
グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター
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