ハーブ講座

この夏は特別に暑いです。やはり、年を追うごとに気温が上がっているのを実感します。また、局所的な豪雨など異変も多いですね。この全部が自然からの反作用でしょうか。ハーブガーデンも少し花色の数が減ってきました。この暑さをやり過ごして涼しくなれば、秋口から咲くものも出てきます。ちょっと一休みです。 今回はステビアをご紹介します。 |
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ステビア 英名 stevia 学名 Stevia rebaudiana 和名 アマハステビア キク科 多年草 植物にはいろんな香りや味がありますが、ステビアは甘いのです。砂糖の200~300倍の甘みをもつ甘味成分ステビオサイドが含まれています。生葉を口に含んで噛んでみると、その甘さに驚くことでしょう。原産地はパラグアイ・ブラジルで、古代インディオがマテ茶に入れて飲んでいたとか。日本に紹介されたのは1970年で比較的新しい植物です。 |
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花は夏から秋で、枝先に白色の小さな花を多数着けます。寒さには弱いので、地植えにはマルチングをして防寒しましょう。鉢植えは軒下や室内に取り込みます。花から種子を採取して、春に播くこともできますが、挿し木で増やすのが簡単です。6月~8月に枝先を6~8cmに切り、赤玉土小粒に挿します。 |
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ハーブティーに使うには、カップ1杯に生葉1~2枚程度がよいでしょう。低カロリーの甘味料として、糖尿病やダイエットに利用されているようです。 次回はスイスチャードです。 |
グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター
http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり