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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.99 シラン

 梅雨入りの声を聞いてから、晴れの日が多いですね。なかなか自然相手は予測の様にはまいりません。晴れている間に、花壇などの手入れを済ませてしまいたいです。


 今回はシランをご紹介します。

シラン
シラン
学名 Bletilla striata   和名 シラン 紫蘭
ラン科  多年草

 地方のお庭のある家によく育てられています。と言うのも手間いらずで、季節になると可愛い花を咲かせてくれる頼もしい植物なのです。5年ぐらい、いや10年も植えっぱなしでよく(場所があればですが)、逆に増える一方で管理に困るほどです。ラン科の中でも日本、台湾、中国が原産の地生ランで、育てやすいわけですね。

 日当たりの良い場所を好み、腐植質に富んだ土なら元気に育ちます。段々場所を拡大して来ますので、不要でしたら掘り上げて株分けを兼ね処分します。株分けは新葉が出る前の2~3月又は秋10~11月です。地下にある扁平な球茎を分けることになります。その他特に手をかけることはないですね。

 4月頃に4~5枚の葉がでてきて、長さ30㎝位になります。葉は披針形で縦じわが多く、葉と葉の中央部から細くかたい花茎が伸びて、蕾を3~7個総状につけます。5月に下から花が開き始め、順次咲き上がります。赤紫色の可愛いランの花です。

地下球から葉が出る、下から咲き上がる、開花

 花が終わると交配した花には紡錘形の果実が付きます。中には微細な種子がぎっしり詰まっていて、熟すと割れ中の種子を飛ばします。秋の終わりごろから葉が枯れて落ち休眠に入ります。

 シランは赤紫花が普通種ですが、白花シラン、リップがほのかにピンクを帯びたクチベニシラン、青味を帯びた花などがあります。また葉に白斑が入るもの、全体が小さいチャボシランなどいろいろです。

 地下球は古くから薬用として利用されているようです。

果実、白花シラン、クチベニシラン

 最後にアジアの熱帯地域に広く分布する常緑性のラン(地生ラン)、コウトウシラン(学名:Spathoglottis plicata)をご紹介します。八重山諸島に行かれた方は見かけたことがあるかと思います。花や草姿が大きく、花の付き方も異なります。上部に花がまとまり華やかです。葉や花がシランとよく似ていますが別属です。

蕾、房状に開く、上部にまとまる花

次回はコーンフラワーです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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